◆掲載内容
本研究室と株式会社トップライズ(新潟市・大滝充司社長)は、SLAM技術とLiDARを活用した橋脚天端部の3次元計測システムを構築し、国土交通省直轄工事の現場にて実証実験を実施しました。
従来の出来形計測では、橋脚の側面の3次元データは取得可能でしたが、天端部は死角となり、足場やUAV(無人航空機)を用いた計測が必要でした。そこで、本研究室と株式会社トップライズは、小型かつ軽量なLiDARとカメラを組み合わせたSLAM技術を活用し、天端部の3次元データを簡易かつ効率的に取得するシステムを構築しました。この技術により、従来の測量作業に比べ、作業時間の短縮やコスト削減が期待されるだけでなく、インフラ維持管理への応用可能性も示されました。
今回の取り組みが全国初の試みとなるこの技術の詳細については、「建設通信新聞」にてご覧いただけます。
◆掲載記事
◆関連リンク
建設通信新聞電子版:https://www.kensetsunews.com/
株式会社トップライズ:https://www.toprise.jp/